転院

最初に入院した病院は長期の入院ができない病院であること、またリハビリ専門の病院の方が麻痺の回復が良いことがあり、転院しました。

医学的に正確な表現ではないですが、FESの比較的、簡易型な治療機器であるIVESがある病院です。表層の筋肉に電気刺激を的確にあたえて麻痺した部位を動かし、回復を補助する機械ということらしいです。

http://www.og-giken.co.jp/product/physiotherapy/GD611.html?chk=in

転院前後はたくさん検査があります。

その他にも過去に医療関係の記事でみたリハビリ装置がありました。

ところでミラーボックス療法が麻痺のリハビリに近年は採用されていることをしりました。ミラーボックスはギタリストのトレーニングに応用できるかもしれません。

ミラーボックスとはたとえば右手を箱にいれると両手がはいっているようにうまく鏡を仕込んだ箱です。

リハビリの場合、鏡に写ったうまく動かせる手を麻痺した手が動いていると錯覚させることで脳を刺激するそうです。

ギタリストなら左利きで文字を書いたり、箸を使えるように練習したことがある方が多いと思います。

VRでスーパーギタリストの視界を再現して擬似体験すれば良い脳の刺激になるのかも?なんて思いました。ミラーボックスはうまく動く側の脳内の刺激があるので、ちょっと論理が飛躍しすぎではありますが。


決算の相談を会計事務所に

その他、いろいろ代行をお願いできる部分について相談をした。

法人の場合、決算の延長は判例がないとのことだった。

いまかんがえられることは可能なかぎりの処理をPC上で資料作成して、領収証等々のファイリングは仮に一時退院か外出可能になったら病院に持ち帰って一気に処理するか。事情説明をして概算で経常利益をだして、納税して、修正申告するか。

自宅に戻る際に問題は車椅子で入れるバリアフリーなマンションではないので部屋のなかまで運んでくれる人が必要なこと。私は身長が180cm 72kgあるので運ぶのが大変だ。今頭をぶつけて麻痺が悪化すれば本当にどうにもならなくなるかもしれない。

障害者手帳があれば介護タクシーを利用することがかんがえられるけれど、間に合わない。いくらかかるのか調べないと。いまの段階で障害者手帳を申請するかは微妙だ。手帳を取るといろいろと難しい状況も着いて回る。同じ病気でも仕事に支障がない程度まで回復する人もいる。

いろいろ考えるけれど、6ヶ月の入院費や、特注の装具なども必要だ。マンションの家賃もあるし。家にある私物で売れるものは全部売ってしまうべきなんだろう。それも退院しないと手をつけられない。


営業再開の、見通しは9月

私の急な入院により皆様にご迷惑をおかけしております。まことに申し訳ありません。

楽器関連の業務は私一人で行っておりましたたので、Little Guitarsの販売は完全にストップしております。

脳内出血のリハビリは保証制度的に最長6ヶ月しか入院治療はできないそうです。ですから、体がなおっても、なおらなくても、だいたい9月頃に再開すると思います。

退院して、通院でリハビリになった場合は再開が、早くなるかもしれません。右手が動くから梱包はできますし、荷物はヤマトさんに家まで取りに入ってもらえば出荷はできると思います。

輸入代行として、入院中も対応できないか検討はしています。資本が、あまりなくてもできる良いビジネスモデルなんです。入院費用はシャレになりませんから、お金は少しでも稼いだ方が良いです。

ですが、過去に輸入代行サービスをしていた際に注文先に事前にメールでやりとりして了承を得て、お客様の住所を送り先に注文時に記入したにもかかわらず弊社宛に発送してくるケースが多く、輸入代行の相場にあわせると赤字になってしまうためやめてしまいました。

輸入代行サービスは相当、薄利にしないとネット上で批判の的になってしまうのでトラブルを加味した価格にすることもむずかしいです。手間が増えて粗利が、下がるわけです。

注文時に、Shipping Addressに依頼者のアドレスを書くだけみたいなざっくりしたやり方なら手間はかからなさそうです。

繰り返しになりますが支払い住所に送ってくるケースがあるんです。私は長期入院してますから、受け取りできずに発送元に返却されるトラブルになります。郵便物は家族に転送してみてもらってますが、不在連絡票は転送されないと思います。

たまにある異常に到着に時間がかかった場合のクレーム対応、税関でとまっちゃった場合の対応、よくわからない税がかかって予定外の費用がかかった場合のクレーム対応。上手くできるか心配です。



決算の延長

6ヶ月も入院するわけで、どう考えても決算が間に合いません。決算の延長について調べた。延長しても、間に合わないかもしれない。


私の人生は私が予想した人生よりずっと良い人生だった

私の体は今後の、頑張りがすごくても大なり小なり後遺症や麻痺が残るわけです。

そろそろ現実をうけとめるべきという配慮だと思うけれど看護士さんから、私の体のことがあるので私は結婚はむずかしくなるだろう、彼女のご両親は納得しないだろうと言う話をされた。世間話なんだけど。

本当にそうだと思う。なるだけ明るくしているのが、度を越して能天気バカと思われているみたいだけど、自分が何をうしなって、これから、なにを失うのかはすごくよくわかっている。

生きている間にやっておきたかったことだってあったわけだ。でも、欲しかったのはビンテージストラト、ビンテージマーシャル、ヒューケトのTriAmp、好きなだけ機材を爆音で楽しめる防音室それだけ。欲しいものを買える間に買ってためせてよかったと思います。

やっておきたかったことは海がきれいなアジアの国に住んで日本語教師をすること。先生になるのが目的ではないです。

私は金持ちじゃないから海外を長期滞在しながら転々となんてできない。だから働きながらベトナムのダナンとか、ニャチャン。フィリピンのボラカイ、セブとかいろんな国にすんでみたかった。

と言うのは私はIT系の仕事をずっとしてきたし仕事になる前はギターとパソコンが趣味だった。だから、もういい加減にコンピューターからは、離れていいと思う。ギターの練習のために外にでることは普通の人と比べると相当に短いはずだ。

海外で働くことは、できなくはないと思う。

もう自由に泳ぐことはできないだろうから海にこだわる意味がなくなってしまった。

カメラをもっと上手くなりたかった。マニュアル撮影は無理だろうなー。ロードバイクは、危なすぎる

また、なにかそのうちやりたいことは見つかると思う。

しかし、それでも、私は私が予想した人生よりずっと良い人生だった。

これから、いろいろ変わって行くと思う。生活は金銭的には確実に豊かではなくなるだろう。


騒がしい夜が続く

退院や別の病院に転院する人がいるので大部屋は良く人が入れ替わります。

夜通し「助けてください」と訴える人。「痛い痛い」と何度も鎮痛剤や麻薬に類する薬の処方を詰め寄る社長さん風の人。大部屋はフロア全体で二人しか看護士さんはいないのだからナースコールを押しても、そうそうはこない。

看護士さんにも言われるけれど、この部屋はいつもうんこくさい。左隣の患者さんがひっきりなしにオナラをしていて臭い。


脳の再生医療

むかしむかしある権威が脳は再生しないと言った。そのまま何年も脳は再生しないという思い込みによって停滞していたそうだ。

近年、有望視される研究やラットなどで常識を翻すような目覚ましい成果などがあげた研究はあるものの治験があっても脳梗塞が対象だったりして、私が試せるものがない。

私が受けられる治療は伝統的な理学療法と作業療法だ。リハビリはとても楽しい。しかし到達できるレベルは低いことはわかる。

さてすでに臨床でつかわれているてんかん患者向けの薬が脳の再生をたすけるという研究があった。骨髄から培養した神経幹細胞を血管から運ぶ治療が劇的な効果がきたいできるのだけれど。

http://www.naist.jp/pressrelease/detail_j/topics/953/

脳内出血患者が麻痺によるしびれの緩和に利用しているケースがあるようなので医者によっては気休めに使わせてくれるかもしれないとあわい期待をしている。


iPad miniが充電できない

ケーブルがだめです、明日、とどきます。iPhoneで仕事は難しい


痺れ

麻痺には、よくあることですが左半身が痺れています。正座を長時間して足がしびれますよね?あの、感じです。

特に足の甲、大胸筋、股関節がひどいです。触れません。悲鳴がでる。これを彼女は掴んだり、つついて楽しんでいます。

また脳内出血しそう。やめろというと二度と見舞いに来ないといいます。お願い看護士さん説明して、息ができない。


リハビリ

熱がおさまったのでリハビリを再開。足首は歩くには内側が強く出ていて難しい。足首を装具で矯正して、立ち上がったり、平行台に手をつきながら歩く練習をさせてもらった。少し、希望もてる。

いまの私はひどく屁っ放り腰なはずだ。いまは杖をついて歩くことが目標だ。しかし、これはできるようになったとして、肩があたったたげで倒れるだろう。

つま先が、上がらない。ようやくつま先を、少し動かす力の入れ方がわかったが、上がりきらない。

リハビリの中で代償という筋肉の使い方について教わった。狙った筋肉を動かすのが難しい時に関係ない筋肉に力を入れて動かす癖らしい。いったん覚えてしまうとなかなか矯正が難しいそうだ。

ギターを、弾く時に体に出る、力みとにている。

リハビリは1日80分しか受けられないので毎回。自分でできる、リハビリを教えてもらう。こういうことは我慢がきくのでひたすら自己リハビリにはげむ。

足の痺れはややらおさまった。数日前までは正座で痺れた足のような、感じでつらくてしかたなかった。

手の痺れは増している四日前より動きが鈍くなった?反射といって常に動作に関係ない筋肉が硬直している。自然に治る、場合もあるがこれで回復が、頭打ちになる場合もあるそうだ。

もう一つパワーは生涯トレーニング次第で上がり続けるがフォーム矯正は極端に難しいそうだ。

押し負けない筋力は先々つけるとして、まずは背筋の伸びた美しい歩行フォームをめざそう。